陽の当たらない虚無

真心こめて腕十字

久しぶりに垂れ流す日記

おいっす!早見あかりちゃんが地上波のドラマに出た時は、めでたい時の赤飯的なノリでいなばのタイカレーシリーズを食べようと思います。僕です!

好きな「笑い」のお話になるんですけども。お前の考えなんかどうでもいいわと思うでしょうが、僕の頭の整理と心の整理のために書きます。

先日、あのー舞台上で2人で1組になって本当は台本があるのに即興のようにお喋りして、聞いてる人を笑顔にすることを試みるやーつ(スーパー回りくどい言い方)をやってたんですけど、それまでテンポよく笑いが聞こえてたんですけど、中盤でちょっと展開する場面に来たら、なんかイマイチな反応になってしまって、あららー?とか思ってたら自然と「こんなにウケないもんかね!」って口から出てそれがばっちりお客さんにウケて、個人的にはアドのリブで笑いが取れて僕のスキルも上がってきてるなーって満足してたんですけど、終わってからバディに「あれはダメだろ」的な感じですごいキレられまして。
まあ向こうが台本作ってるんだからそりゃそうだろうし、わかるんですけど、いや、僕はこう思ったし〜という話をしてその時いた別の同業者も間を取り持ってくれて、なんなら僕に味方してくれたのでとりあえず丸く治まったのでめでたしめでたし、というよりは僕はガッツポーズして超清清しい気分になったんですよ。

で、帰り道に色々考えたり、一晩寝たり、二晩寝たり、三年寝たりしてるうちに僕の好きな笑いの形ってのは、やっぱり生感というか即興感というかアドリブ感があるものがすごい好きなんだなーと。なんでしょうね、臨機応変なものが好きというか。
もちろんバッチリ練り込まれたネタも大好きですよ。それこそウレロもそうだし、東京03さんのコントとか、バナナマンさんのコントも好きなんですよ。漫才だってしっかり作られたやつ好きなんですよ。

でも、テレビやライブなんかでのフリートークもすごい好きなんですよ。ラジオが好きなのも影響してるのかも知れないですね。
やっぱり台本がないじゃないですか。実際はライブや番組の構成上ある程度はあるかもしれませんよ。こういう始まりで終着点としてはこれで、みたいなことはあるかもしれないですけど、そこに至る流れなんかはその場その場の状況で変わるじゃないですか。そのうえで笑いを取っていくっていう作業が僕は結構好きなんです。
そういうのっていわゆる空気を読む能力だと思うんですよ。厳密に言えば、空気を読んでその空気にあったボケ(ツッコミ)をする能力なんですけど。これって相当のセンスとスキルがいるじゃないですか、だから惹かれるってのもあるのかなって書きながら思いました。

自分でもそういうことをやるのが好きだなって思うところがあって、MCをやるのが好きだし、自分がMCやっててどんな返しが来るかわからないけど周りに話を振ってそれに更に返すとか、自分でも相手でもエピソードトークなり無茶ブリでの一発ギャグなりでスベった時に、そこから如何に取り返すか、みたいなのがすごい好きで、「やばいスベってる…どうしよう…」っていう嫌なドキドキと「何を言ったらこの状態からお客さんが笑うかなー」っていうワクワクとが同居したまま言葉を選んで発するのが楽しいと思ってしまうんですよね。もちろん失敗のまま終わることが多々ありますよ。スベったらスベリっぱなし。
けど、それで取り返した時はすんごい嬉しいし楽しい。

落語の話になっちゃうんですけど昔に、小三治師匠だったかな?が高座に上がるまで舞台上で何の噺をやるか決めないで客を見て決めるっていうのをやってて、「す、すげー」って感動したんですよ。
あと、昔ナベプロ18KINっていうコンビがいてその人のインタビューでも「漫才の時に台本上は強い言い方になっててもその時の客の反応で弱い言い方に変えたりとかする」的なニュアンスの話をしていて、「へーなるほどなー」と思った記憶があるんですよ。

そういうのもあって、台本があるものでも臨機応変にやっていきたいなーという考えがあるんですな。たぶん。
漫才なんかはせっかく、その人間の素の延長でやっているんだし。
っていうかエレキコミックさんとかコントだけどアドリブ入れてるっぽいしな。

そんなこんなでね、あまちゃん吉田里琴ちゃんはやっぱり可愛かったなーってのが僕の言いたかったことです。ばいちゃ!